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研修会「礼法のこころ」
日時 平成15年 1月29日(水) 15:30〜16:50
会場 マツモトキヨシ本社ビル
講師 小笠原 敬承斎 先生 「礼法のこころ」
参加 30園 291名
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「礼法のこころ」  小笠原 敬承斎
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 平成8年に先代が亡くなり、その後、宗家を就任、六年になります。
 小笠原流・作法とは、三つ指ついてお辞儀をしなくてはいけないとか、畳のへりを踏んではいけない、襖のあけたては三回でするとか、堅苦しい作法のようなイメージを人から持たれているようです。
 武家礼法として、鎌倉時代、源頼朝など、将軍家や一家の嫡男のみに限られた秘伝として厳しく稽古を受けていました。江戸時代になり、一般の人にも、礼儀作法として広まり、形だけのものになってしまったようです。戦前、婦女子教育として取り上げられ、堅苦しいものとなったようです。
 形だけでなく、日本人の文化の心として、礼法を教えていきたいものです。礼法は作法を優先でなく「心」相手を思いやる心が先でなくてはなりません。
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作法の基準 (第一印象を良くする)
・立ち振る舞い
・身だしなみ
・言葉づかい
があると思います。
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 最近、小学校では敬語を使う場が全くありません。 「本を見る」相手に敬語を使うと「ご覧になる」「ご高覧」になりますが、「そんな言葉、聞いた事ないけれど、かっこいいから使ってみようか」と思う人もいるでしょう。相手を重んじる。丁寧な言葉づかいをしてほしく思います。
 本を相手に渡す時、本を渡したら、すぐその場を立ち去らず、しばらく間をおいてから去り、相手にいい印象を持たせる事が大切です。本を受けた方も同じです。様々の動作に間を置く事は、美しく見え、必要な事だと思います。
 人の視線は、思った以上に相手の指先、足に目がいくものですから、指先の動きを意識して欲しいです。
 ですから、お辞儀の仕方も指がバラバラになるのではなく、揃えて綺麗に見せるようにしたら良いでしょう。
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お辞儀の仕方(実技を入れて)
「姿勢よく立つ」となると背筋に意識し、肩にも力が入ってしまいますが、腰に意識を持って立つようにすると良いと思います。
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お辞儀をする
体を倒す時は、ゆっくり丁寧ですが、起こす時には、速くなりがちです。 正しくは息を吸いながら倒し、息を吐いて止め、又吸いながら体を起こします。尚、女性の場合、髪の毛が顔にかかることがありますが、払いのけるのは控えましょう。お辞儀は相手に敬意、感謝を表すものですから。
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手の動き
脇において体を倒すと共に、両手は膝の方へ持っていくと良いでしょう。その時、指先に気を付け、揃えるようにします。会釈の場合は両手が腿の辺りにくるようにすると良いでしょう。
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お辞儀に言葉をつける場合
「おはようございます」と言葉と一緒にお辞儀をする人がいますが、先にお辞儀をしてから言葉でいうか、その逆でも良いと思います。言葉と動作を分けてした方が丁寧になるでしょう。
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姿勢について(基本動作)
立っている場合は、両手の指は五本揃え、親指と小指で三本を押すように、丸みをもたせ、体の脇に置きます。
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品物の受け渡し方
相手から品物を渡された時、パッと両手を出さず、右手、次に左手を添え、自然に受けるようにしたら良いと思います。片手では受け取りません。渡すときは、手のひらを上にし両手で持ちます。品物は相手に正面を向け渡します(向きを変える時は時計回りに回す)手のひらを「陽」甲を「陰」と覚えておくのも良いでしょう。
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訪問とおもてなしの心得
訪問する場合、お土産を持参することが多いです。その場合、風呂敷に包むか、場合によっては紙袋で持参することもあります。品物を包むということは、中の物が汚れないようにとの思いがあるので、渡す時には、風呂敷を外す、又は紙袋から出して渡すようにする方が良いでしょう。 風呂敷をこれから調達される方は、紫のちりめん(慶弔に使える)が良いと思います。
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風呂敷のかけ方
風呂敷の角が上になるように敷き、その上に品物を自分から見て正面になるように置きます。そして風呂敷を上からかけます。次は下からかけます。次は左から、続いて右からとかけます。物を開く時は、左から右に開けるのが通常のことです。訪問する場合、特に冬季などは、玄関に入る前にコート、手袋など、外してからインターホンするように心がけましょう。
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上座、下座の位置
・ 和室
上座、下座があり和室の場合、床の間のある方が上座になります。和室も洋室も出入口に遠い方が上座になります。
・ 洋室
上座は出入口に遠い方で、ソファーが置かれます。下座は出入口に近い方でアームチェアが置かれています。
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茶菓の接待
蓋付きの茶碗で差し出す時、蓋を外し、お盆の上に布巾を置き、その上に蓋を置いてもよいです。又、冷めないようにと、蓋をしたままでも良いでしょう。受ける人は、茶托に蓋を少し掛け、転がらぬようにして頂きます。双方とも両手を使って動作する事を忘れないようにしましょう。
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お茶・菓子の置き方
相手の右側に水物、左側にお菓子を置きます。お茶碗の置き方は正面の絵が相手の正面になるように置きます。頂く側はその正面に口を付けず、一寸左にずらして頂くと良いでしょう。手は肘を張らずにすると良いでしょう。
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冠婚葬祭について
祝い事は折重ねが下から来る方が上へ被さる(喜びを受け止める)ようにします。弔事の時は上から来る方が下に被さる(悲しみを受け止める事が無いように)ようにします。結婚式・長寿の時は人生一度限りのものなので、結切水引を使います。(蝶結びの物は解けて良くない)入学、その他一般の祝い事は花結び水引(蝶結び)を使う事が良いでしょう。
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 昔から一年中で五節句(一、三、五、七、九)がありました。今も幼稚園の行事として、三月の桃の節句、五月の端午の節句、七月の七夕とやっていると思います。桃の節句は女の子。端午の節句は男の子となっていますが、本当は季節毎に五穀豊穣を祝い、天候に伴う健康にも注意するという意味で、昔は母子草で作った草餅になったようです。このように、昔からの伝統的なものをこの先も継承してほしいものです。
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